インブリード・ラインブリード・アウトブリードについて、多少はご理解いただけたかと思います。 犬種を守る上で大切なブリーディング方法であり、アメリカやヨーロッパからのトップブリーダーから譲り受けた大切な血統を汚す事の無いよう慎重に計画繁殖をしています。
“近親交配というのは、素人がみだりに行う性質のものではありません。しかし、育種上不可欠な繁殖手段であることには変わりなく、改良の過程で行われていたとしても当然のことと言えます。また、系統繁殖も近親交配を行わずには成り立ち得ません。近親交配そのものが悪いと言うのは、素人的先入観による論法なのです。
近親交配の卑近な例は、競争馬・サラブレッドでしょう。それなくして今日にみる、あの素晴らしい速力を持つ馬の誕生はなかったのです。
とは言え、たしかに、ブリーダーの産生する子犬には、近親交配による弊害が散見されるのも事実です。それは絶対に繁殖に使ってはならない、誤った近親繁殖による結果で、劣悪、または畸形的な遺伝子を持つ犬を近親繁殖に用いたからなのです。”
ある記事にこう綴られていました。全くその通りだと思います。 安易な考えでの繁殖はタブーであり、命が関わっています。しかし残念なことにT.K.D.から譲り受けた一般飼い主が、その子供みたさに種を使って欲しいだとか、子供を産ませてあげたい。という話を耳にすることがあります。 私達がお譲りするロットワイラーは避妊も去勢も安易にするべきでは無いと伝えお譲りしますが、その機能があるがゆえに使いたくなる方もいるようです。それが血統を考えない乱繁殖ということです。私共が作出したロットワイラーは生涯パートナードッグとして愛していただけたら幸いです。
P.S. 昨日は岐阜と長野に特別警戒レベル5が発令され避難指示が出ましたが、私達は何が起きても大切な犬達とこの場所に留まる覚悟でいます🐕💕 オーナー様や知人から沢山のメールをいただきました。ご心配をしていただき有難うございます〜🙇♂️🙇♀️ 犬達も元気!私達も元気です😊